製品情報

工業用ゴムロール

□フィルム関係

工業用ゴムロールの用途は多様です。フィルム、紙、合板、鋼板の製造ラインの様々な工程で、ゴムロールが活躍しています。

フィルム製造ラインでは、表面研磨したゴムロールと金属メッキロールとで溶融した樹脂を挟む(ニップ)ことで、フィルムの「顔」を作ります。帯状のフィルムになってからも延伸したり、フィルム同士を貼り合わせ(圧胴)たりする他、表面をコロナ処理、化学薬品の塗布(コーター)、搬送(ガイド)、巻き取り(ピンチ)など、大きなラインでは数十本ものゴムロールが活躍しています。それぞれの要求特性に応じてゴム材質の選択が必要になります。当社ではニップ用シリコーンロールをはじめ、NBR系ゴム、EPT系ゴム、ブチルゴム、クロロプレンゴム、フッ素ゴムなど各種材質からなるゴムロールを製造しています。

フィルム走行時における皺の発生などの現象を「ウェブハンドリング」として理論化し、問題解決する試みが行われています。当社は、こうした分野での研究成果も取り入れながらゴムロールの技術開発に取り組んでいます。

□製紙関係、合板関係、鉄鋼関係、一般

紙、合板、鋼板の製造ラインにおいても、搬送(ガイド)だけでなく、塗料の塗布(コーター)や各種処理工程(リンガー)でゴムロールが使われています。全般的に機械物性、耐久性が求められるほか、ガイドロールやコーターロールでは微妙な表面特性が必要になります。これらに応えるため当社独自のゴム配合設計を行うとともに、成形技術、研磨技術のさらなる向上に努めています。